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[広島サミット5・19~21] G7各国の味提供 市内ホテル

 広島市内のホテルが、19~21日に市内である先進7カ国首脳会議(G7サミット)にちなみ、広島県産食材やG7参加国の食文化をテーマにしたメニューを提供している。食を通じて広島の魅力を広く発信し、サミットに向けた機運を盛り上げようと工夫を凝らす。

 リーガロイヤルホテル広島(中区)は8日~6月30日、館内六つのレストランで「おいしい!広島 美食サミット」を催す。和牛や魚介、レモンなど30種類以上の県産食材を使ったコース料理を主に用意。県産の和牛とマイタケを英国のソースで炒めた一品など、広島とG7参加国の食を組み合わせた料理もある。サミット期間を含む18~21日は休業する。

 ホテル側は「広島の豊かな幸を発信する絶好の機会。コラボ料理もあり、食を通してサミットを盛り上げたい」と狙いを説明する。ブランド豚「瀬戸のもち豚」を提供する日本畜産(福山市)は「脂身が甘く、品質には自信を持っている。広島を訪れる多くの人に堪能してもらいたい」と期待する。

 シェラトングランドホテル広島(東区)はレストラン「ブリッジ」で、フランスのブルゴーニュ風シチューなど参加国ゆかりの料理をビュッフェ形式で並べる。ホテルグランヴィア広島(南区)はレストラン「ディッシュパレード」で、平日のランチと、土日祝日のランチとディナーにイタリアのバーニャカウダなど各国料理をビュッフェ形式で提供する。いずれも今月末まで。(小川満久)

(2023年5月10日朝刊掲載)

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