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心込めて 灯で「3・11」を 11日平和公園 児童が準備

 ろうそくの明かりで「3・11」の文字を描いて東日本大震災の犠牲者を追悼する集いが11日午後5時半から、広島市中区の平和記念公園である。6日、中区の基町小5年生17人が、ろうそくを囲む紙に被災地へのメッセージを書き込んだ。

 児童は、B5判の紙に色鉛筆やペンで、「がんばれ東北」「絆を大切に」などと書いた。花や笑顔の少女などの絵も添えていた。星元律樹君(11)は「犠牲者のことを忘れないという気持ちを込めた」と話していた。

 集いはことしで3回目。同市のNPO法人や学生グループなどでつくる実行委員会が企画し、市民にメッセージの書き込みを呼び掛けている。11日は、500本のろうそくで「3・11」の文字を描き、震災が起きた午後2時46分に被災地の方角に向かって黙とうする。(永里真弓)

(2014年3月7日朝刊掲載)

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