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[広島サミット5・19~21] 参加国の料理「ヤミー」 廿日市の園児 給食で理解深める

 廿日市市は先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせ、市立の15保育園で園児に世界の国々を知ってもらう取り組みを進めている。9日は全園でサミット参加国にちなんだ給食を提供した。

 この日の献立はカナダ料理のサーモングリルやドイツ料理のジャーマンポテトなど。同市物見西の池田保育園では、園児約100人が栄養士から料理の概要や「おいしい」を意味する英語の「ヤミー」など各国の言葉を学び、給食を味わった。

 年長の滝口蒼(あおい)ちゃん(5)は「サーモンがヤミー。いろんな国の料理を食べてみたい」と喜んでいた。市は17日にもサミット参加国にちなんだ給食を出す予定でいる。

 また、各園は遊戯などに外国の遊びを取り入れている。市こども課は「サミットをきっかけに、世界にはいろいろな文化があると広い視野を持ってほしい」と説明している。(八百村耕平)

(2023年5月10日朝刊掲載)

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