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[広島サミット5・19~21] 核廃絶議論求め首長会議が書簡 参加国に「絶好の機会」

 広島市で19日に開幕するG7サミットを前に、平和首長会議(会長・松井一実市長)は11日、核兵器廃絶への建設的な議論を求める公開書簡をG7参加国の各在日大使館などに送った。

 書簡では「サミットは危険な核抑止論が及ぼす影響について多面的な議論を展開する絶好の機会」と強調。G7首脳に対し「核軍縮は全ての国家の利益につながる現実に差し迫った課題」として核兵器廃絶への具体的な道筋を示すよう要請している。またサミット参加者に被爆者との対話やもう一つの被爆地長崎への訪問を呼びかけている。

(2023年5月12日朝刊掲載)

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