学生らが描く被爆者の表情 広島市立大「光の肖像」展 体験の証言も紹介
23年5月12日
広島市立大生たちが被爆者を描いた「光の肖像」展が、安佐南区の同大芸術資料館で開かれている。2005~15年に在籍した学生や教員らが当時手掛け、同大で保管する油絵25点が並ぶ。17日まで。無料。
いずれの肖像画も、モデルとなった被爆者から体験やその後の歩みについて聞いた後に描いた。腕を組んで遠くを見つめる男性、うつむきながら証言する女性…。作品の横には聞き取りの内容をまとめた説明文も添えている。
同展の開催は6年ぶり12回目。19日に開幕する先進7カ国首脳会議(G7サミット)を前に、平和の大切さをあらためて発信しようと企画した。
鑑賞した同大大学院芸術学研究科2年の徳永雄圭さん(24)は「描かれた表情から原爆の悲惨さが伝わってくる」と見入っていた。午前10時~午後5時(土日曜は午後4時まで)。(大平健幹)
(2023年5月12日朝刊掲載)
いずれの肖像画も、モデルとなった被爆者から体験やその後の歩みについて聞いた後に描いた。腕を組んで遠くを見つめる男性、うつむきながら証言する女性…。作品の横には聞き取りの内容をまとめた説明文も添えている。
同展の開催は6年ぶり12回目。19日に開幕する先進7カ国首脳会議(G7サミット)を前に、平和の大切さをあらためて発信しようと企画した。
鑑賞した同大大学院芸術学研究科2年の徳永雄圭さん(24)は「描かれた表情から原爆の悲惨さが伝わってくる」と見入っていた。午前10時~午後5時(土日曜は午後4時まで)。(大平健幹)
(2023年5月12日朝刊掲載)