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　広島県は、広島市で１９日に始まる先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）を前に、縮景園（中区）の園路補修や樹木の剪定（せんてい）などの整備を終えた。サミット会期中、Ｇ７首脳の配偶者が訪れる予定になっており、四季の自然を感じられる庭園の魅力を国内外へアピールする。

　県によると、段差があった園路をならして歩きやすくしたり、伸び過ぎたマツの枝や葉を剪定したりした。写真映えを意識し、劣化した園路の敷石も補修した。事業費は約１千万円。

　配偶者の一行は２１日に来園する予定になっている。県は、警備上の理由から当日とその前後を含め臨時休園する可能性があるとする。県文化芸術課は「魅力がアップした縮景園を県民にも観光客にも楽しんでほしい」としている。（久保友美恵）

（２０２３年５月１２日朝刊掲載）