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きれいな島で首脳お迎え 県立広島大生と住民 宇品島清掃

 広島市である先進7カ国首脳会議(G7サミット)を前に、県立広島大(南区)の学生や教職員が13日、主会場のグランドプリンスホテル広島(南区)のある宇品島を清掃した。きれいな島に首脳たちを迎え入れ、世界に島の魅力を発信しようと企画した。

 元宇品町内会の協力も得て、住民を含め約140人が雨の中、傘を差したりかっぱを着たりして参加。3班に分かれて雑草をむしり、ごみを拾った。海岸線を回った班は、流れ着いた発泡スチロールのかけらをごみばさみで拾って袋に入れていた。

 同大3年勝岡陸さん(21)=西区=は「宇品島の魅力を高められた。きれいな海岸線を見てもらいたい」と期待。教学課職員の若尾涼介さん(24)は「地元の大学としてサミット成功に協力したいと思い企画した」と話していた。(宮野史康)

(2023年5月14日朝刊掲載)

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