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[広島サミット5・19~21] 広島市 24時間道路パト 18日から 路面破損や落下物確認

 広島市で19日に開幕するG7サミットに合わせ、市は会期前後を含む18~22日、24時間態勢で市中心部の主な管理道路をパトロールする。各国首脳の移動想定ルートを中心に路面の破損や落下物などの異常がないか確認し、見つけ次第、速やかに対応する。

 市は8日から17日までを強化期間として、市内の道路を1日2回以上パトロールしている。さらにサミット開幕前日の18日未明から閉幕翌日の22日までは「厳重期間」に格上げ。市役所や区役所で計16人以上が24時間待機し、委託業者の車で日中と夜間にそれぞれ2回以上見回る。

 また、国や県と常に連絡を取れるようにし、交通事故の発生時には県警と連携。路面上に散乱した車両部品やガードレールの破損などを即座に処理、修復する。

 県警は市中心部で18~22日に大規模な交通規制を予定。市道路管理課は「これまでにない態勢で臨む。道路管理者としてサミットの成功に向けて取り組みたい」としている。(川上裕)

(2023年5月13日朝刊掲載)

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