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　広島銀行（広島市中区）とセブン銀行（東京）は、広島市である先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）に合わせ、１８～２２日に移動型ＡＴＭを中区基町の広島県立総合体育館の国際メディアセンターに設置する。

　セブン銀のトラックがＡＴＭ１台を荷台の後部から降ろして横付けする。海外のキャッシュカードやクレジットカードで日本円の現金を引き出せる。取引画面は英語やフランス語など１２言語に対応。広島銀はＡＴＭの隣に英語の案内板を置く。

　広島銀は、２０１６年の伊勢志摩サミット（三重県）で実績のあるセブン銀に移動型ＡＴＭの設置を打診した。「サミットの成功のためにも、各国の報道機関が取材に専念できる態勢を支援したい」としている。（高木潤）

（２０２３年５月１６日朝刊掲載）