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島根原発 テロから守れ 島根県警と陸自が共同訓練

 島根県警と陸上自衛隊第13旅団(司令部・広島県海田町)は9日、中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)周辺で、原発テロを想定した共同訓練を実施した。県警によると、原発テロを想定した警察と陸自の訓練は全国で4例目。

 警官約50人と同旅団第8普通科連隊(米子市)の約70人が参加。武装工作員が原発を狙って上陸し、陸自に治安出動が命じられたとのシナリオで実施した。

 陸自の軽装甲機動車5台を県警の車が訓練現場へ先導。陸自のヘリコプターは、サブマシンガンを装備した警官4人を輸送した。近くの広場に共同の現地司令所を設置し、役割分担などを確認した。非公開で検問や工作員を取り押さえる訓練もあった。(川井直哉)

(2014年3月10日朝刊掲載)

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