両親の被爆体験 映画化に協力を 広島出身 米在住の美甘さん英語で出版
14年3月10日
米国サンディエゴに住む被爆2世の美甘(みかも)章子さん(52)=広島市東区出身=が、同市の松井一実市長を訪問。英語で昨年出版した両親の被爆体験記「Rising from the Ashes(不死鳥のごとく~ヒロシマで生き抜いて許すこころ)」の映画化に向けた協力を要請した。
美甘さんは、松井市長に本を手渡し、「オリバー・ストーン監督も読んで感動した、と言ってくれた。既にハリウッドのプロデューサーも決まり、脚本もほぼできつつある」とPR。「恨みや変なメッセージではなく、ヒューマニティーの側面からヒロシマを訴えたい」と狙いを説明した。
松井市長は「支援できることがあったら、させていただく」と回答。「うちの末娘(28)は英語が大好きなので、実はこの本も読んでいる」と明かした。(二井理江)
(2014年3月10日朝刊掲載)
美甘さんは、松井市長に本を手渡し、「オリバー・ストーン監督も読んで感動した、と言ってくれた。既にハリウッドのプロデューサーも決まり、脚本もほぼできつつある」とPR。「恨みや変なメッセージではなく、ヒューマニティーの側面からヒロシマを訴えたい」と狙いを説明した。
松井市長は「支援できることがあったら、させていただく」と回答。「うちの末娘(28)は英語が大好きなので、実はこの本も読んでいる」と明かした。(二井理江)
(2014年3月10日朝刊掲載)