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　広島市での先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）を前に、中国新聞社は１６日、被爆地広島の復興の歩みを写真や証言で振り返るデジタルコンテンツを公開した。

　広島東洋カープやお好み焼き、平和記念都市としてのまちづくりなどを取り上げた企画「復興あのとき」を基に制作した。画面を縦にスクロールすると、被爆３日後に一部運行を再開した路面電車の「一番電車」のエピソードに続き、復興を巡る写真や証言が時系列で表示される。現在の広島の地図とも連動し、復興後の街の姿とも対比できる。

　Ｇ７サミットに向けて中国新聞社が制作したデジタルコンテンツは、「きのこ雲の下で何が起こったか」「世界の核兵器数はどう変わってきたか」に続く第３弾となる。

（２０２３年５月１７日朝刊掲載）