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宮島で外国語ガイド活動 サミット中は入島制限説明 廿日市市国際交流協 月内9日間

 廿日市市国際交流協会は17日、宮島と対岸の宮島口の両フェリー旅客ターミナルで、海外から訪れた観光客を外国語で案内するボランティアを始めた。先進7カ国首脳会議(G7サミット)開催を機に外国人観光客が増えると見込み、今月下旬まで9日間活動する。

 同協会の呼びかけに応じた市民たち計約70人が、17~22日と26~28日にターミナルに待機。困っている様子の外国人に声をかけたり、観光や交通についての質問に応じたりする。宮島の入島が規制される18~20日は宮島口だけで活動し、島に渡れない事情を説明する。

 初日は9人が参加。宮島口では午前、同市串戸の会社員宇佐川聡さん(38)と同市大野中央のピアノ講師村田星太(しょうた)さん(38)がフェリー乗り場の場所を案内するなどした。同協会の太泰淑史事務局長は「来てくれた外国人に良い印象を持って帰ってほしい。特にサミット期間は宮島に渡れないので丁寧に対応したい」と話している。(八百村耕平)

(2023年5月18日朝刊掲載)

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