×

ニュース

被爆体験記 執筆助けます 追悼祈念館

■記者 水川恭輔

 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館(広島市中区)は、被爆体験記の執筆補助を希望する人を募集する。高齢や病気のため、自分では書き残すことが難しい県内の被爆者が対象。15日から8月15日まで受け付ける。

 同館の職員が9月以降、1~2時間ほど希望者から体験を聞き取る。来館が困難な場合は自宅や病院まで出向く。日程は希望者の都合に応じて調整する。来年3月までに体験記としてまとめ、館内の閲覧室で公開する。

 市役所や区役所で入手できる申込用紙に必要事項を記入し、同館に郵送する。定員10人。申し込み多数の場合、来年度に対応することもある。Tel082(543)6271。

(2009年7月9日朝刊掲載)

年別アーカイブ