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広島サミットきょう開幕 首脳が続々 現地入り

 広島市で19日開幕の先進7カ国首脳会議(G7サミット)に参加する各国の首脳たちが18日、続々と広島入りした。広島空港(三原市)にはイタリアやドイツなどの首脳が順次降り立ち、車列を作って広島市内へ。米国のバイデン大統領は米軍岩国基地(岩国市)経由で現地入りした。

 広島空港ではイタリアのメローニ首相が午前1時50分ごろ、最初に専用機で到着。議長を務める岸田文雄首相が午後0時10分ごろに降り立った。その後も夕方以降に、カナダのトルドー首相、ドイツのショルツ首相、英国のスナク首相が次々と到着した。

 各国首脳は滑走路で専用車に乗り換え、広島市内に移動。空港で搭乗を待っていた広島県府中町の会社員川添勝さん(42)は「空港までの道沿いも警察官ばかりでまさに厳戒態勢。安全にサミットが行われてほしい」と話した。

 バイデン大統領は午後3時55分ごろ、米軍岩国基地に到着。エマニュエル駐日米大使や福田良彦市長たちの出迎えを受けた。基地に所属する海軍や海兵隊の隊員と握手を交わした後、専用ヘリコプターに乗り込んで広島市へ向かった。

 19日は残る参加国のフランスのマクロン大統領のほか、インドや韓国など招待国の首脳たちも広島入りする予定。

(2023年5月19日朝刊掲載)

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