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広島サミットきょう開幕 特産品集め おもてなし 県民会議が歓迎行事

 広島市で19日に開幕する先進7カ国首脳会議(G7サミット)に先立ち、広島県内の官民でつくる広島サミット県民会議は18日、広島市東区の広島コンベンションホールで、各国の政府関係者たちを歓迎するレセプションを開いた。

 G7各国や招待国の大使館員、国際機関や地元政財界から計約150人が出席した。県民会議会長の湯崎英彦知事が「サミット業務だけでなく、広島の魅力に触れ、広島ならではのおもてなしを堪能してほしい」、副会長の松井一実市長は「核兵器廃絶と世界の恒久平和を願う心を本国に伝えてほしい」とそれぞれ英語であいさつ。広島の日本酒で乾杯した。

 バイキング形式の立食では、県産の日本酒やワイン、広島牛と神石牛のローストビーフや穴子ずしなど県産食材を使った料理、焼きたてのお好み焼きを提供。特産品のブースでは、県内各市町の首長がけん玉などの特産品をアピールした。神楽の上演や茶道の体験もあり、出席者は広島の文化や魅力を味わった。(加田智之)

(2023年5月19日朝刊掲載)

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