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海外記者らに英語で取材 ジュニアライター 広島サミット

 平和や原爆をテーマに取材している中高生記者「中国新聞ジュニアライター」4人が20日、広島県立総合体育館(広島市中区)に設置された先進7カ国首脳会議(G7サミット)の国際メディアセンターで活動した。海外の報道機関や非政府組織(NGO)の関係者たちにインタビューした。

 英国や南アフリカの記者に首脳たちの原爆資料館見学をどう報じたかを英語で聞いた。英ガーディアン紙のジャスティン・マッカリー東京特派員は「核保有国の首脳が広島で被爆の実態を知ったことは意義深い」と話した。貧困層の市民のため住居支援に取り組む米国のNGO関係者にはサミットに求める成果について聞いた。

 高3の三木あおいさん(17)は「南アでは広島サミットへの関心が低いと聞き驚いた。国により反応が異なることについて書きたい」と話した。記事は後日、本紙平和面に掲載する。(新山京子)

(2023年5月21日朝刊掲載)

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