×

ニュース

甘鯛や近江牛 地元産カキも 首脳の食卓 広島サミット

 「長崎産甘鯛と山菜の新茶仕立て」「近江牛桜焼き」…。先進7カ国首脳会議(G7サミット)2日目の20日、主会場のグランドプリンスホテル広島(広島市南区)での昼食は、全国の食材を使った和食が並んだ。京都市の老舗料亭・菊乃井の村田吉弘さんが調理。金光酒造(東広島市)の日本酒「純米大吟醸 35 賀茂金秀」や廿日市市で醸された梅酒をそろえた。

 初日の19日夜は、厳島神社(廿日市市)近くの老舗旅館「岩惣」で、料理顧問の坂本守さんが腕を振るった「能美牡蛎酒蒸し 湯来のキャビア添え」や「紅葉饅頭」などを楽しんだ。藤井酒造(竹原市)の「龍勢」、榎酒造(呉市)の「10年熟成大古酒 華鳩」などの日本酒も食卓を彩った。

(2023年5月21日朝刊掲載)

年別アーカイブ