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議論活発化 市民も訴え サミット2日目ドキュメント

 先進7カ国首脳会議(G7サミット)の2日目の動きを追った。

 7・39 日印首脳会談が始まる。
 8・21 日インドネシア首脳会談が始まる。
 8・45 広島市中区大手町の元安川東側の河岸緑地でマハト
      マ・ガンジーの胸像の除幕式。インドのモディ首相も
      参列。
 8・49 日ブラジル首脳会談が始まる。
 10・10 セッション4「パートナーとの関与の強化(グロー
       バルサウス、G20)」が開始。
 10・20 中区八丁堀の駐車場に、広島・長崎への原爆投下に
       対する米大統領の謝罪を求める英文の幕を掲げたワ
       ゴン車。
 11・02 中区の国際メディアセンター(IMC)で被爆者の
       証言が始まる。
 11・30 中区のひろしまゲートパークで開催中の「プライド
       オブヒロシマ展」でウクライナ国旗カラーの青と黄
       のマツダ車が人気。東区の会社員清水めぐみさん
       (38)は「一日も早く戦争が終わってほしい」。
 12・10 経済安全保障などを協議する「セッション5」がス
       タート。
 12・20 IMC内でベジタリアン向けのお好み焼きが振る舞
       われる。豚肉の代わりに大豆ミートを使い、魚粉も
       不使用。
 13・00 中区の市青少年センター。女性や性的少数者の人権
       保護を訴える市民団体が、G7首脳へのメッセージ
       を掲げてアピール。
 13・15 在日英大使館(東京)が「スナク首相がお好み焼き
       作りに挑戦!」と写真付きでツイート。
 14・00 IMCで広島市の松井一実市長が外国メディアに呼
       びかけ。「核兵器の非人道性を発信してほしい」
 14・10 宮島(廿日市市)の入島規制の解除後、初のフェリ
       ーが宮島口を出発。ほぼ満員で大半が外国人。
 14・33 岸田文雄首相と裕子夫人が、グランドプリンスホテ
       ル広島(南区)で招待国首脳や国際機関の長の出迎
       えを始める。
 15・19 食料安全保障やジェンダー平等を話し合う「セッシ
       ョン6」がスタート。
 15・30 ウクライナのゼレンスキー大統領が広島空港(三原
       市)に到着。
 15・43 IMCで国内外の報道関係者がテレビの中継映像を
       注視。ゼレンスキー大統領が姿を現すと、画面を写
       すシャッター音が一斉に鳴り響く。
 15・50 ゼレンスキー大統領がツイート。「日本。G7。ウ
       クライナのパートナーや友人たちとの重要な会議。
       私たちの勝利のための安全保障と協力の強化。今
       日、平和がさらに近づくでしょう」
 15・55 広島電鉄元宇品口電停(南区)付近。ゼレンスキー
       大統領を一目見ようと国内外のメディア関係者や市
       民たち約150人が沿道を埋め尽くす。
 16・15 元宇品口電停付近。警察官が「多くの方がご覧にな
       れるように、前にいる方はしゃがんでください。手
       荷物は下に置くように」と呼びかける。
 16・38 ゼレンスキー大統領の車列がグランドプリンスホテ
       ル広島に入る。
 16・45 中区の平和記念公園南側。ゼレンスキー大統領を1
       時間以上待ったウクライナ人女性(59)は「戦時
       下で忙しいのに、来てくれて幸せ。親族はまだ国に
       いる。どうか早く戦争を終結させて」と願った。
 17・00 元宇品口電停付近。昨秋、広島に避難してきたウク
       ライナ人姉妹はゼレンスキー大統領の車列を見届け
       「歴史的な瞬間だ。とても興奮している」。
 17・40 グローバル・インフラ投資パートナーシップに関す
       るサイドイベントが始まる。
 18・00 平和記念公園周辺で市民グループがごみ拾い。メン
       バーの会社役員田原実さん(57)=安佐南区=は
       「ゼレンスキーさんに、原爆から復興したきれいな
       市内を見てほしい」。
 18・44 気候変動やエネルギー問題を話し合う「セッション
       7」が始まる。
 20・41 日米豪印首脳会合が始まる。

(2023年5月21日朝刊掲載)

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