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　広島市は２０日、市ホームページ（ＨＰ）が閲覧しにくい状態になったと発表した。市内では先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）が開催中で、広島県警はサイバー攻撃の可能性も含めて捜査している。

　市によると、同日午後４時４５分ごろ、ＨＰが閲覧できない状態であるのを委託業者からの連絡で把握した。一時復旧した後、再び通信障害が発生。その後も断続的に閲覧しにくくなっている。

　市広報課は「外部から大量のアクセスがあり、通信障害が発生した。委託業者はハッカーに攻撃されたと分析しており、警察に被害を相談した」と説明。個人情報の漏えいなどは確認されていないという。

　県警サミット対策課は「サイバー攻撃の可能性も含めて捜査している。サミットの進行に影響は出ていない」としている。

（２０２３年５月２１日朝刊掲載）