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ノーベル平和賞・ワレサ氏が広島訪問 18~20日

 広島県と広島市、マツダは14日、ノーベル平和賞受賞者で元ポーランド大統領のレフ・ワレサ氏(70)が18~20日に県内を訪れると発表した。広島市中区の平和記念公園で原爆慰霊碑に献花し、府中町のマツダ本社を訪問する。

 ワレサ氏は、自主管理労組「連帯」の議長としてポーランドの民主化運動を主導し、1983年にノーベル平和賞を受賞。90~95年に大統領を務めた。

 広島市で2010年11月、核兵器廃絶について歴代受賞者が議論した「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」が開かれた際は、健康上の理由で急きょ出席を取りやめた。今回は、サミットを支援するマツダが招待した。

 マツダ本社では、小飼雅道社長たちと会談。県庁に湯崎英彦知事、市役所に松井一実市長を訪ねる。

(2014年3月15日朝刊掲載)

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