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岩国艦載機が着艦資格訓練 九州沖 あすにも

 米軍岩国基地(岩国市)の空母艦載機のパイロットによる着艦資格取得訓練(CQ)が24日ごろから4~6日間程度、九州沖で実施される。中国四国防衛局が22日、岩国市と山口県に伝えた。

 CQでは、訓練を終えた機体が深夜や未明に岩国へ戻る可能性があり、周辺の騒音悪化が懸念される。市は、帰還する場合には滑走路運用時間内の午後11時までに着陸することなどを、国を通じて米側に求めている。

 CQは洋上の空母で離着艦を繰り返す訓練。米軍は、地上の滑走路を甲板に見立てる陸上空母離着陸訓練(FCLP)を終えてから10日以内に始めるようにしている。岩国基地の艦載機は9~19日に硫黄島(東京都)でFCLPをし、岩国に帰還している。

(2023年5月23日朝刊掲載)

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