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[広島サミットを終えて] 大規模交通規制 混乱なく終わる 広島県警「協力に感謝」

 広島県警は22日、先進7カ国首脳会議(G7サミット)に伴う大規模な交通規制を終えた。5日間にわたり断続的に実施し、一部の路線で渋滞が起きたが、目立った混乱はなかったという。

 規制は首脳らの移動に合わせ、県内の高速道や広島市中心部の一般道などを通行止めとした。開幕前日の18日午前1時25分ごろに始め、22日午前9時50分ごろまでに全て解除した。

 期間中、主会場となったグランドプリンスホテル広島(南区)と平和記念公園(中区)の首脳の往復などに加え、ウクライナのゼレンスキー大統領の広島入りもあり、各所で規制に伴う渋滞が発生。坂町の国道31号では5キロを超える車列もできた。

 県警は「円滑なサミットの進行や首脳の安全を確保できたのは県民の理解と協力のたまもの。感謝している」としている。(浜村満大)

(2023年5月23日朝刊掲載)

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