[広島サミットを終えて] 旗色モチーフ よろい8人形 広島城二の丸に展示
23年5月28日
広島市での先進7カ国首脳会議(G7サミット)の開催を記念し、G7各国の国旗をモチーフにした「よろい人形」が、広島城(中区)の二の丸に展示されている。勇壮な武具に、米国の星条旗やフランスのトリコロールカラーで彩りを加えた手作り品。6月4日までで、入場無料。
人形は高さ47センチ。3段のひな壇にG7と欧州連合(EU)の8体が並ぶ。かぶとに国旗をあしらい、よろいも旗の色をイメージして装飾している。「亜米利加(アメリカ)」や「独逸(ドイツ)」など漢字の国名の札も置いてあり、会場では、自国の人形を撮影する外国人観光客の姿もあった。
人形販売の藤娘(南区)が企画し、埼玉県の職人が手作りした。4月14日から5月7日まで、サミット主会場のグランドプリンスホテル広島(同)で展示。18日に二の丸に移した。藤娘の小田洋史社長は「本来は戦で身を守るよろいに、平和への願いを込めてつくった。日本の伝統文化を知ってもらいたい」と話している。(川上裕)
(2023年5月28日朝刊掲載)
人形は高さ47センチ。3段のひな壇にG7と欧州連合(EU)の8体が並ぶ。かぶとに国旗をあしらい、よろいも旗の色をイメージして装飾している。「亜米利加(アメリカ)」や「独逸(ドイツ)」など漢字の国名の札も置いてあり、会場では、自国の人形を撮影する外国人観光客の姿もあった。
人形販売の藤娘(南区)が企画し、埼玉県の職人が手作りした。4月14日から5月7日まで、サミット主会場のグランドプリンスホテル広島(同)で展示。18日に二の丸に移した。藤娘の小田洋史社長は「本来は戦で身を守るよろいに、平和への願いを込めてつくった。日本の伝統文化を知ってもらいたい」と話している。(川上裕)
(2023年5月28日朝刊掲載)