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平和活動で連携確認 JICA理事長と松井市長 広島

 国際協力機構(JICA)の田中明彦理事長(59)が19日、広島市役所に松井一実市長を訪ねた。「日本が世界と関わる中で、平和を訴える広島のメッセージは重要」とし、市との連携をさらに深めたいとの考えを示した。

 田中理事長は、青年海外協力隊員が世界各地で開いている原爆展で、市や原爆資料館(中区)が展示資料の貸し出しなどで協力していることに感謝。「日本人が平和を大切にしていると伝わる」と意義を強調した。松井市長は「今後も幅広く連携したい」と応じた。

 田中理事長は18、19日の日程で広島入りした。市長訪問に先立ち原爆資料館を視察。午後は広島大(東広島市)を訪ねた。(明知隼二)

(2014年3月20日朝刊掲載)

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