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防府航空祭に2万人来場 家族連れやファンでにぎわう

 防府市の航空自衛隊防府北基地で4日、防府航空祭があった。新型コロナウイルスの影響で2020、21年は中止、22年は入場制限があったため、通常の形での開催は4年ぶり。家族連れや飛行機愛好家たち2万人を超える来場者でにぎわった。

 展示飛行では9機種が華麗に舞った。松島基地(宮城県)所属の飛行隊「ブルーインパルス」は約30分間、アクロバット飛行を披露。6機が一糸乱れぬ隊列を組み、回転したり、スモークでハートや星を描いたりすると、観衆から拍手が湧いた。広島市安佐北区から家族で訪れた口田小2年小野和真さん(7)は「星マークがとてもきれいでかっこよかった」と喜んでいた。

 小型機の操縦席や自衛隊トラックの荷台に乗れるブースでは行列もできていた。基地内の駐機場にはヘリコプターや練習機など12機種が展示された。(江頭香暖)

(2023年6月5日朝刊掲載)

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