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ルーマニア大使 市長訪問 サミット評価「広島は復興の象徴」

 ルーマニアのオビディウ・ドランガ駐日大使が12日、広島市役所に松井一実市長を訪ねた。5月に市内であった先進7カ国首脳会議(G7サミット)を評価し「広島は苦しみを乗り越えた地として、これからも世界に記憶される。復興の象徴だ」と語った。

 ドランガ大使は、G7各国とウクライナの連帯、グローバルサウス(新興・途上国)への関与などをサミットの成果に挙げ、「日本政府のリーダーシップを称賛したい」と強調。松井市長は「復興の精神的な支柱になりたい」と話した。

 ドランガ大使はルーマニアの地方自治体の首長たちの代表団を率いて訪問した。代表団は経済や技術、科学の分野で日本の都市と連携を深めようと来日。面会に先立ち、原爆資料館(中区)を見学した。(宮野史康)

(2023年6月13日朝刊掲載)

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