手作り熊手 慰霊の思い込め 安佐北のグループ 広島市に寄贈
23年6月15日
広島市安佐北区白木町の高齢者でつくる「関川福寿会」が14日、平和記念公園(中区)の清掃に役立ててもらおうと、手作りした熊手124本と竹ぼうき35本を市へ贈った。
会の10人が平和記念公園を訪問。代表して被爆者の永井俊之会長(77)が市緑政課の小林一申課長に熊手を渡し、「平和記念公園は広島のシンボル。きれいなままであり続けてほしい」と伝えた。
会は原爆犠牲者の慰霊の思いを込め、2001年度から毎年、清掃用具を寄贈。町内や東広島市の竹林から材料を集めて1本ずつ手作りしており、今回で熊手3252本、竹ぼうき1027本になったという。小林課長は「長年の厚意で公園をきれいな状態に保てている。協力に感謝したい」と話した。(野平慧一)
(2023年6月15日朝刊掲載)
会の10人が平和記念公園を訪問。代表して被爆者の永井俊之会長(77)が市緑政課の小林一申課長に熊手を渡し、「平和記念公園は広島のシンボル。きれいなままであり続けてほしい」と伝えた。
会は原爆犠牲者の慰霊の思いを込め、2001年度から毎年、清掃用具を寄贈。町内や東広島市の竹林から材料を集めて1本ずつ手作りしており、今回で熊手3252本、竹ぼうき1027本になったという。小林課長は「長年の厚意で公園をきれいな状態に保てている。協力に感謝したい」と話した。(野平慧一)
(2023年6月15日朝刊掲載)