×

ニュース

シャツ売上金 広島市に寄付 中区のもみじ作業所

 広島市中区の障害者施設「もみじ作業所」は22日、利用者がデザインした「平和Tシャツ」の売上金の一部、1万5千円を市に寄付した。市の平和関連事業に使われる。

 利用者や職員計6人が中区の広島国際会議場を訪れ、市平和推進課に現金を託した。利用者の伊世伸一さん(48)=西区=は「平和のために使ってほしい」。同課の久保まこと課長補佐は「原爆資料館の収蔵資料の保存などに使わせていただく」と感謝した。

 同作業所は利用者が描いた原爆ドームの絵をあしらったTシャツを商品化し、原爆資料館などで2600円で販売している。寄付は2005年度からほぼ毎年取り組み、13回目の今回で計39万7千円となった。

(2023年6月23日朝刊掲載)

年別アーカイブ