上関原発反対10万超す署名 集会実行委が提出
14年3月27日
中国電力が山口県上関町で計画する上関原発建設に反対する大規模な集会を山口市で開いた実行委員会のメンバーが26日、山口県庁を訪れ、建設中止を求める村岡嗣政知事宛ての申し入れ書と10万6507人分の署名を提出した。
申し入れ書では「今なお福島第一原発事故は収束せず、上関原発建設計画は不透明なままだ」と指摘。中電が申請した公有水面埋め立て免許の延長を認めず、不許可にするよう求めた。
意見交換では、建設予定地を村岡知事が視察することも訴えた。応対した県商工労働部の橋口総司理事は「要請内容は知事に伝える」と回答した。
集会は8日にあり、主催者発表で約7千人が集まった。実行委の共同代表で児童文学作家の那須正幹さんは「原発がなく、子どもが安心して住める県にしてほしい」と話した。
(2014年3月27日朝刊掲載)
申し入れ書では「今なお福島第一原発事故は収束せず、上関原発建設計画は不透明なままだ」と指摘。中電が申請した公有水面埋め立て免許の延長を認めず、不許可にするよう求めた。
意見交換では、建設予定地を村岡知事が視察することも訴えた。応対した県商工労働部の橋口総司理事は「要請内容は知事に伝える」と回答した。
集会は8日にあり、主催者発表で約7千人が集まった。実行委の共同代表で児童文学作家の那須正幹さんは「原発がなく、子どもが安心して住める県にしてほしい」と話した。
(2014年3月27日朝刊掲載)