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弾圧続くミャンマー 伝える映画 広島で来月9日

 ミャンマーの国軍クーデターから逃れた男性が自らの潜伏生活をリアルに記録したドキュメンタリー映画「夜明け」の上映会が7月9日、広島市中区の合人社ウェンディひと・まちプラザである。

 国軍は2021年2月1日にクーデターを起こし、今も市民への弾圧を続けている。コパウ監督は、国軍からの逮捕命令を受けて逃走する様子などをスマートフォンなどで「自撮り」したり仲間に撮影してもらったりして収録。山の中で生き延びる苦労も伝える。

 上映後はコパウ監督がオンラインで登壇し、会場からの質問にも答える。

 広島県内のミャンマー人有志でつくる「Hiroshima Myanmar Community(ヒロシマ ミャンマー コミュニティー)」の主催。代表の広島市立大大学院生アウンチーミィンさん(27)は「実際の現地の状況を知ってほしい」と話す。

 午後2時~4時半。千円、学生と障害のある人は無料。事前申し込み不要。小武正教さん☎080(5233)3429

(2023年6月26日朝刊掲載)

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