原爆ホームへ4年ぶり 広島市長「むつみ園」など訪問
23年6月29日
広島市の松井一実市長は28日、中区の原爆養護ホーム「舟入むつみ園」などで被爆者を見舞った。毎年夏と冬に訪れていたが、新型コロナウイルス禍で見合わせていたため、4年ぶりとなる。
むつみ園には51人が入所し、平均年齢は約85歳。松井市長はホールで被爆者25人と面会し、「平和な世界を見届けるという気持ちで頑張ってほしい」と伝えた。入所者を代表し、北岡孝子さん(96)と諏訪ヤエ子さん(86)がそれぞれ見舞金と花束を受け取った。入市被爆した北岡さんは「健康に気をつけて健やかに過ごしたい」と話していた。
松井市長はこの日、中区の広島赤十字・原爆病院も訪問。7月19日までに、ほかの原爆養護ホーム3園も訪ねる。(太田香)
(2023年6月29日朝刊掲載)
むつみ園には51人が入所し、平均年齢は約85歳。松井市長はホールで被爆者25人と面会し、「平和な世界を見届けるという気持ちで頑張ってほしい」と伝えた。入所者を代表し、北岡孝子さん(96)と諏訪ヤエ子さん(86)がそれぞれ見舞金と花束を受け取った。入市被爆した北岡さんは「健康に気をつけて健やかに過ごしたい」と話していた。
松井市長はこの日、中区の広島赤十字・原爆病院も訪問。7月19日までに、ほかの原爆養護ホーム3園も訪ねる。(太田香)
(2023年6月29日朝刊掲載)