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首脳のコース料理 お試しを G7会場グランドプリンス アレンジメニュー提供

 5月の先進7カ国首脳会議(G7サミット)の主会場となったグランドプリンスホテル広島(広島市南区)は、各国の首脳たちに提供したフレンチメニューをアレンジしたコース料理を7日から売り出す。会談で使われた円卓や椅子も用意し、サミットの雰囲気を演出する。

 サミット初日のワーキングランチを基にしたコースは、安芸高田市産の広島赤どりを用いた肉料理のバロンティーヌや、瀬戸内産の魚介類を使ったアクアパッツァなど7品。22階のレストラン個室で出される。1人3万円。

 2日目の社交夕食会をモチーフにしたコースは、広島牛のブリオッシュ包み焼きなど7品。1階の特設会場に各国首脳が囲んだ円卓と椅子を置き、実際に使われたナイフやフォークで食べてもらう。1人5万円。

 いずれも2週間前までに予約が必要で、来年3月末まで。メニューを監修し、サミット当日に対応した西武・プリンスホテルズワールドワイド(東京)執行役員の下井和彦総料理長は「首脳たちがどういう思いでどんな食事をしたのか。ぜひ体感してほしい」と話している。(森岡恭子)

(2023年7月4日朝刊掲載)

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