原爆ホームにスイカを贈る 東部広島青果卸売組合
23年7月5日
広島市中央卸売市場東部市場(安芸区)の仲卸業者10社でつくる東部広島青果卸売組合が4日、原爆養護ホーム「矢野おりづる園」(同)に、尾道市因島産の小玉スイカ12個を贈った。
住田郁生組合長(64)が同園を訪れ、「暑い夏がやってくる。初物の因島スイカを食べて健康で長生きしてください」とあいさつ。うち2玉を入所者の許一順さん(97)と満岡幸枝さん(87)に手渡した=写真。花火の絵を飾り彫りしたトウガンや七夕飾り、消毒液も届けた。
同園への青果の寄贈は、入市被爆した父を1996年に慢性骨髄性白血病で亡くした住田組合長の発案。2019年から、夏はスイカ、冬はユズとカボチャを贈っている。9歳の時に疎開先の五日市町(現佐伯区)から入市被爆した満岡さんは「スイカは大好き。小さい割に重たいですね。皆でいただきます」と喜んでいた。
(2023年7月5日朝刊掲載)
住田郁生組合長(64)が同園を訪れ、「暑い夏がやってくる。初物の因島スイカを食べて健康で長生きしてください」とあいさつ。うち2玉を入所者の許一順さん(97)と満岡幸枝さん(87)に手渡した=写真。花火の絵を飾り彫りしたトウガンや七夕飾り、消毒液も届けた。
同園への青果の寄贈は、入市被爆した父を1996年に慢性骨髄性白血病で亡くした住田組合長の発案。2019年から、夏はスイカ、冬はユズとカボチャを贈っている。9歳の時に疎開先の五日市町(現佐伯区)から入市被爆した満岡さんは「スイカは大好き。小さい割に重たいですね。皆でいただきます」と喜んでいた。
(2023年7月5日朝刊掲載)