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ピースグラント2023 ヒロシマ平和創造基金 11団体・2個人に助成 核被害者との交流など計224万円

 公益財団法人ヒロシマ平和創造基金(理事長・岡畠鉄也中国新聞社社長)は4日、被爆体験継承や平和につながる国内外の事業を支援する「ヒロシマピースグラント2023」の助成対象に11団体と2個人を選んだと発表した。助成総額は224万9200円。

 選ばれたのは、被爆体験記の朗読活動や、世界の核被害者との交流活動など。

 ヒロシマピースグラントは広島国際文化財団が1995年に創設し、2013年度に同基金が引き継いだ。通算29回目となる今回は広島、東京、神奈川、愛知、滋賀、京都から計31件の応募があった。

 助成先は次の通り。(かっこ内は所在地、代表者=敬称略)

 【団体】広島文学資料保全の会(広島市中区、土屋時子)▽みんなで伝え合おうヒロシマ・ナガサキ~広島の会(中区、叶真幹)▽ひろしま音読の会(中区、佐藤千佳砂)▽ヒロシマ通信研究会(南区、宇吹暁)▽被爆体験を継承する会(南区、甲斐晶子)▽まち物語制作委員会(西区、福本英伸)▽RiverDo!基町川辺コンソーシアム(西区、西川隆治)▽響け!平和の鐘実行委員会(佐伯区、高東博視)▽世界のヒバクシャと出会うユースセッション(呉市、瀬戸麻由)▽スーザン・サザード氏招聘(しょうへい)実行委員会(東京都板橋区、宇治川康江)▽東京大学大学院渡邉英徳研究室(東京都文京区、片山実咲)
 【個人】野元祥太郎(広島県海田町)▽笹本志穂(東京都三鷹市)

(2023年7月5日朝刊掲載)

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