長崎目指し反核訴え行進 平和公園を出発
23年7月6日
核兵器廃絶や平和を訴えて歩く「国民平和大行進」で、広島―長崎コースの参加者が5日、広島市中区の平和記念公園を出発した。県原水協などでつくる実行委員会が主催し、8月6日に長崎市に到着する予定。
出発式には約70人が参加した。実行委の神部泰委員長は5月の先進7カ国首脳会議(G7サミット)に触れ「核兵器廃絶を究極の目標として永遠のかなたに追いやり、核抑止論を公然と宣言した」と批判。「核抑止で平和をつくれないという声を大きく広げよう」と呼びかけた。
雨が降る中、一行は「戦争の準備やめて平和の準備を」とアピールする横断幕を掲げて歩き出した。「ラブ&ピース」と書かれた傘を差す人もいた。
行進は1958年に始まった。他に東京―広島や富山―広島など11コースがあり、全国で10万人が参加する。(宮野史康)
(2023年7月6日朝刊掲載)
出発式には約70人が参加した。実行委の神部泰委員長は5月の先進7カ国首脳会議(G7サミット)に触れ「核兵器廃絶を究極の目標として永遠のかなたに追いやり、核抑止論を公然と宣言した」と批判。「核抑止で平和をつくれないという声を大きく広げよう」と呼びかけた。
雨が降る中、一行は「戦争の準備やめて平和の準備を」とアピールする横断幕を掲げて歩き出した。「ラブ&ピース」と書かれた傘を差す人もいた。
行進は1958年に始まった。他に東京―広島や富山―広島など11コースがあり、全国で10万人が参加する。(宮野史康)
(2023年7月6日朝刊掲載)