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原爆の日を前にヒロシマ学ぼう 写生大会など催し

 原爆の日を前に、広島平和教育研究所(広島市東区)は、被爆建物の写生大会や、被爆した路面電車内で被爆者の証言を聞く体験学習を市内で開く。小中学生を中心に参加を募っている。いずれも無料。

 「被爆建造物写生大会」は22日午前9時半から開催。原爆資料館(中区)で被爆者の江種祐司さん(95)=府中町=から体験を聞いた後、原爆ドーム前に移動して描く。

 8月4日は2件。「被爆電車に乗って被爆証言を聞く会」は午前10時に原爆ドーム前を出て、西広島か広島駅に向かう2コースがある。「戦跡をたどるフィールドワーク」は午前9時に原爆資料館を出発。貸し切りバスで広島城周辺や旧陸軍被服支廠(ししょう)(南区)などを巡り、軍都の歴史を学ぶ。

 定員は写生大会が35人程度、被爆電車とフィールドワークは各30人程度を予定。今月10日から電話で申し込みを受け付ける(先着順)。研究所☎082(264)1751。

(2023年7月8日朝刊掲載)

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