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航空母艦 模型・図面でたどる 呉で企画展

 航空母艦に焦点を当てた企画展「日本海軍と航空母艦」が7日、呉市の大和ミュージアムで開幕した。「赤城」や「加賀」の図面など初公開の資料を含む約100点を展示する。来年3月31日まで。

 航空母艦は、航空機の発着能力を備える艦船で「海と空の技術の接点」と言える。大正期の「鳳翔」以降、運用方法を模索しながら建造が進み、航空機の性能向上に伴って重要性を増していった。展示では太平洋戦争で真珠湾攻撃やミッドウェー海戦などに参加した歩みを模型や図面などでたどる。飛行甲板や格納庫など、航空母艦ならではの仕組みも解説している。

 火曜休館(祝日の場合は翌日休館)。常設展とのセットは一般800円、高校生500円、小中学生300円。大和ミュージアム☎0823(25)3017。(仁科裕成)

(2023年7月8日朝刊掲載)

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