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　広島市での先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）の開催を受け、岸田文雄首相は９日、官民でつくる広島サミット県民会議や主会場になった南区元宇品町の町内会など５団体に感謝状を贈った。

　岸田首相は「サミットは関係者の協力があって初めて可能だった。深く感謝を申し上げる」とあいさつ。県民会議副会長で県商工会議所連合会の池田晃治会頭や元宇品町内会の門（かど）隆興会長に感謝状を手渡した。

　広島サミットに協力した学生ボランティアたち若者１２人との懇談会もあった。各国の報道関係者の通訳を担った広島大大学院２年の神田実鈴さん（２３）は「サミット開催を支える一部になれたことを誇りに感じている」と話した。（永山啓一）

（２０２３年７月１１日朝刊掲載）