とうろう流し この手で 原爆の日 4年ぶり通常開催
23年7月12日
原爆の日の8月6日夜に原爆ドーム(広島市中区)前の元安川である「とうろう流し」は今年、一般参加者自ら灯籠を流す「手流し流灯」が復活する。新型コロナウイルス禍を経て4年ぶりに通常開催に戻る。
水を求めて亡くなった犠牲者を悼み、平和を祈る恒例の催し。午後6~9時、参加者がメッセージを書いて岸から流したり、遺族から預かった灯籠を船から流したりする。灯籠の販売は午前6時~午後8時半。1個800円で、設営費や警備費などに充てる。約5千個を用意する。
市中央部商店街振興組合連合会(中振連)などの実行委員会が主催する。2020、21年は代表者だけの小規模な開催だった。一般参加できた22年も混雑を避けるため実行委が灯籠を預かり、参加者自身は流せなかった。
中振連は「自分で流すことで平和や慰霊の気持ちがより強まる。五感で雰囲気を感じてほしい」としている。実行委☎082(245)1448=平日午前9時~午後5時。中振連ホームページhttps://www.chushinren.jp/(石井千枝里)
(2023年7月12日朝刊掲載)
水を求めて亡くなった犠牲者を悼み、平和を祈る恒例の催し。午後6~9時、参加者がメッセージを書いて岸から流したり、遺族から預かった灯籠を船から流したりする。灯籠の販売は午前6時~午後8時半。1個800円で、設営費や警備費などに充てる。約5千個を用意する。
市中央部商店街振興組合連合会(中振連)などの実行委員会が主催する。2020、21年は代表者だけの小規模な開催だった。一般参加できた22年も混雑を避けるため実行委が灯籠を預かり、参加者自身は流せなかった。
中振連は「自分で流すことで平和や慰霊の気持ちがより強まる。五感で雰囲気を感じてほしい」としている。実行委☎082(245)1448=平日午前9時~午後5時。中振連ホームページhttps://www.chushinren.jp/(石井千枝里)
(2023年7月12日朝刊掲載)