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島根原発防災計画 中電が修正を発表

 中国電力は3日、島根原子力発電所(松江市鹿島町)のトラブルに対応するための防災業務計画を修正したと発表した。島根県、松江市など30キロ圏の2県6市と、国に連絡する際の基準をより詳細にした。

 原子炉停止機能の異常や原子炉停止の失敗など、49のトラブルごとに社員が自治体と国に連絡するかどうかを判断しやすいよう、詳細な解釈を付け加えた。

 例えば停止機能の異常では、「一定時間継続」としていた停止信号の発信を、「1時間」と改めた。修正した計画をこの日、原子力規制委員会に提出した。

(2014年4月4日朝刊掲載)

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