安佐南に残る被爆の爪痕 安公民館でパネル展
23年7月20日
広島市安佐南区に残る原爆の爪痕などから平和について考えるパネル展が、同区上安の安公民館で開かれている。住民グループ「安郷土史懇話会」などが企画した。30日まで。無料。
1階ロビーに写真やイラスト付きのパネル約100枚を並べた。爆心地から約3・7キロの長束神社・本殿など五つの被爆建物や、原爆投下直後に救護所が区内各所に設けられた歴史を紹介。武田山などに立つ被爆桜の「2世」13本は、5月の先進7カ国首脳会議(G7サミット)で平和記念公園(中区)に植樹されたものと親木が同じであることも伝える。
安佐南区で撮影されたきのこ雲の写真パネルに見入っていた同区の洋裁師宮正光子さん(82)は「4歳の時に見た雲と同じ。原爆の恐ろしさを風化させてはいけない」と話した。火曜、祝日休館。午前8時半~午後10時。8月1~18日には同区役所でも展示を予定する。(大平健幹)
(2023年7月20日朝刊掲載)
1階ロビーに写真やイラスト付きのパネル約100枚を並べた。爆心地から約3・7キロの長束神社・本殿など五つの被爆建物や、原爆投下直後に救護所が区内各所に設けられた歴史を紹介。武田山などに立つ被爆桜の「2世」13本は、5月の先進7カ国首脳会議(G7サミット)で平和記念公園(中区)に植樹されたものと親木が同じであることも伝える。
安佐南区で撮影されたきのこ雲の写真パネルに見入っていた同区の洋裁師宮正光子さん(82)は「4歳の時に見た雲と同じ。原爆の恐ろしさを風化させてはいけない」と話した。火曜、祝日休館。午前8時半~午後10時。8月1~18日には同区役所でも展示を予定する。(大平健幹)
(2023年7月20日朝刊掲載)