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　広島市と広島県内の官民でつくる広島サミット県民会議は２０日、５月の先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）で使われた円卓などを展示する「Ｇ７広島サミット回想展」を２５日から８月３１日まで中区の広島国際会議場で開くと発表した。

　地下２階の一室に、宮島（廿日市市）の老舗旅館「岩惣」のワーキングディナーで使われた円卓や、原爆資料館（中区）で各国首脳たちが書いた芳名録、バイデン米大統領が持ち込んだ折り鶴２羽、写真パネルなど約６０点を並べる。このうち芳名録１８枚は劣化を防ぐため、８月８日からレプリカに差し替える。

　入場無料。午前９時～午後７時。初日は午前１０時に開場し、最終日は午後５時に閉める。県民会議は回想展の終了後、市内で円卓などの常設展示も計画している。（河野揚）

（２０２３年７月２１日朝刊掲載）