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　お好み焼き店やソースメーカーでつくる一般財団法人お好み焼アカデミー（広島市西区）は８月１日、広島県内外の店が出すお好み焼きに、客が平和のメッセージや絵を描き、交流サイト（ＳＮＳ）に発信してもらう「ピースおこ」を始める。６日の広島原爆の日に合わせた企画で、１５日まで募る。

　客は趣旨に賛同した８５店で参加できる。マヨネーズでお好み焼きに思い思いの絵やメッセージを描き、ＳＮＳに「＃ｐｅａｃｅｏｋｏ」のタグを添えて投稿する。参加店には折り鶴再生紙のカードも置き、平和への思いも書いてもらう。カードは１１月に紙屋町地下街シャレオ（中区）である平和イベントで展示する。

　アカデミーは２０１５年にピースおこを始め、今年で９回目。５月に広島市で先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）が開かれたこともあり、「世界中の人がお好み焼きを通じて平和について考えるきっかけになれば」と期待する。参加店はアカデミーのホームページに載せている。（政綱宜規）

（２０２３年７月２６日朝刊掲載）