「原爆の図」複製画 丸木位里の地元で 安佐町飯室 カフェに3点展示
23年8月2日
広島市安佐北区安佐町飯室出身の画家丸木位里(1901~95年)と俊(12~2000年)夫妻が合作した「原爆の図」の複製画展が、地元の駅舎カフェRomui(ろむい)で開かれている。6日までで、被爆や平和に関する催しもある。無料。
全15部作のうち、原寸大の「虹」(縦1・8メートル、横7・2メートル)と2分の1パネルの「竹やぶ」「とうろう流し」の複製画3点を展示。いずれも原爆投下後の広島の惨状を生々しく表している。
同カフェでは2018年から6日の広島原爆の日に合わせ、埼玉県の原爆の図丸木美術館から借りて複製画展を開いている。期間中は被爆者の体験講話や、被爆ピアノの演奏などを開催する。
同カフェの免田洋子代表(63)は祖母を原爆で亡くし、母も被爆した。「次の世代に伝えなければいけない。丸木夫妻の功績を知ってもらう意味でも、飯室から発信を続けたい」と話している。展示はいずれの日も午前9時~午後3時。(加納優)
(2023年8月2日朝刊掲載)
全15部作のうち、原寸大の「虹」(縦1・8メートル、横7・2メートル)と2分の1パネルの「竹やぶ」「とうろう流し」の複製画3点を展示。いずれも原爆投下後の広島の惨状を生々しく表している。
同カフェでは2018年から6日の広島原爆の日に合わせ、埼玉県の原爆の図丸木美術館から借りて複製画展を開いている。期間中は被爆者の体験講話や、被爆ピアノの演奏などを開催する。
同カフェの免田洋子代表(63)は祖母を原爆で亡くし、母も被爆した。「次の世代に伝えなければいけない。丸木夫妻の功績を知ってもらう意味でも、飯室から発信を続けたい」と話している。展示はいずれの日も午前9時~午後3時。(加納優)
(2023年8月2日朝刊掲載)