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SNSを活用 核廃絶拡散を 広島・長崎県キャンペーン

 広島、長崎両県などは4~9日、交流サイト(SNS)を活用した「未来へのおりづるキャンペーン」に取り組む。自分で作った折り鶴を写真や動画で撮り、核兵器廃絶や平和な未来に向けたメッセージとともに拡散する。

 国内外の人に手作りの折り鶴の写真や動画、世界平和を願うメッセージを、ハッシュタグ「#CranesForOurFuture」または「#未来へのおりづる」を添えてツイッターやインスタグラムなどに投稿してもらう。

 広島、長崎両県と米シンクタンク「核脅威イニシアチブ」、広島県が主導する官民組織「へいわ創造機構ひろしま(HOPe)」が広島、長崎へ原爆が投下された6、9日に合わせて核兵器廃絶の機運を高めようと、2021年度から毎年呼びかけている。

 県平和推進プロジェクトチームは「被爆者が高齢化する中、核兵器の課題について若い世代の人に関心を持ってもらうきっかけにしたい」としている。(久保友美恵)

(2023年8月4日朝刊掲載)

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