×

ニュース

ドラフラ・カープ・サンフレなど 選手ら平和祈り1500羽 原爆の子の像にささぐ

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の広島ドラゴンフライズは3日、B1~3の全56クラブ、広島東洋カープ、サンフレッチェ広島の選手たちが折った折り鶴約1500羽を、広島市中区の平和記念公園の原爆の子の像にささげた。

 浦伸嘉社長と朝山正悟選手が訪問。原爆慰霊碑に花を手向けた後、折り鶴を展示ブースに納めた。朝山選手は「スポーツができる当たり前の日常にありがたみを感じて、平和が続くようにという思いでささげた」と話した。

 恒久平和の願いを込めた「おりづるリレー」の一環。3回目の今年は米NBAのホークスが初めて参加した。浦社長は「広島は平和への思いを世界の中で最も表現できる都市。責任感、使命感を持って活動を続けたい」と強調した。

 8日には中区のおりづるタワーで報告会を実施。各クラブの平和メッセージなどの動画を放映し、「おりづるの壁」に折り鶴を投入する。  (川手寿志)

(2023年8月4日朝刊掲載)

年別アーカイブ