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地方紙記者、地元へ発信 ヒロシマ講座で式典取材

 広島市主催の国内ジャーナリスト研修「ヒロシマ講座」を受講している地方紙など10社の記者10人が6日、平和記念式典などを取材した。被爆者や遺族から思いを聞き、記事にまとめた。

 北海道新聞社(札幌市)の尹(ユン)順平記者(30)は式典後、北海道遺族代表の夫(78)とともに参列した自営業二ツ川越子さん(74)を取材した。近年亡くなった被爆者の母と叔母への思いを聞き取って7日の朝刊記事を執筆。尹記者は「広島では官民が真剣に核兵器廃絶に取り組んでいる。地元での取材に生かしたい」と語った。

 講座は7月28日~8月7日の11日間。2002年度に始まり、受講者は延べ191人となった。(小畑浩)

(2023年8月7日朝刊掲載)

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