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鐘響かせ 平和の思い新たに サビエル聖堂で市民ら20人集い

 終戦の日の15日、山口市の山口サビエル記念聖堂で「大聖年平和の鐘」を鳴らす集いがあった。市民たち約20人が参加し、平和への思いを新たにした。

 県ユネスコ連絡協議会研修部会の有田幸永部会長(37)が「平和について考え、行動するきっかけになってほしい」とあいさつ。「すべての生命を大切にします」などと記されたノーベル平和賞の受賞者が起草した「わたしの平和宣言」を読み上げた。

 続いて参加者が「平和のために祈り続ける」などと誓い、順番に鐘を鳴らした。ブラジル出身の会社員ファザーノ・マルセーロさん(59)=千葉県=は「ロシアのウクライナへの侵攻が早く終わり平和になることを願った」と話していた。同研修部会などの主催で、2000年から毎年続けている。(山下美波)

(2023年8月16日朝刊掲載)

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