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艦載機帰還開始 国から市に連絡 米軍所属

 岩国市は17日、空母と共に洋上展開していた米軍岩国基地所属の艦載機の帰還開始が防衛省から伝えられたと発表した。3年ぶりだった昨年に続く夏の一時帰還とみられる。

 この日は午前11時45分ごろから、FA18スーパーホーネット戦闘攻撃機2機とE2D早期警戒機1機の計3機が相次いで着陸した。

 2018年3月に岩国への移転を完了した艦載機約60機は通常、5月に岩国を離れ、空母と洋上で任務や訓練をして約半年後に帰還する。昨年8月も一時的に岩国に戻り、基地周辺では70デシベル以上の騒音が例年より増えた。

 市基地政策課は「艦載機の滞在期間が長ければ市民生活に影響が出る。今後の部隊の運用や騒音の状況を確認する」としている。

(2023年8月18日朝刊掲載)

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